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初めての方へ

  • 2008-04-27 (日) 1:56

韓国では代表的な巫堂(ムーダン)である、国家無形文化財の金錦花(キム・グンファ)に学んだ道主・妙月(みょうげつ)が、貴方の悩み事相談承ります。

巫堂(ムーダン・ムダン)って?

人間と、超自然的な存在の間を媒介し、その意思疎通をはかるために選ばれた者を指します。「巫」は、韓国の原始宗教(シャーマニズム)です。韓国では、儒教・キリスト教・仏教に並んで、シャーマニズムが民間信仰として古くから受け継がれてきました。

神を下ろし、「クッ」と呼ばれる儀式(巫祭)を司るのが巫堂(ムーダン)です。

巫は、東洋占星術・易学全般に通じ、古くは王朝の儀式にも使われていました。巫堂がいかに当時の為政者の信を得ていたかは、韓国の人気ドラマ「朱蒙(チュモン)」などでも見ることができます。

もともと、医学では治らない病気を治すときや、家で災難があった場合悪霊を祓うとき、先祖供養をするとき、また豊漁や豊饒を祈るときなどの儀式を司ってきました。
そういった儀式のほかに、先達の霊と交渉し、その霊を媒介して依頼者にお告げやアドバイスをしたり、易経や四柱推命、手相鑑定などの占いもします。

韓国の街中には 巫堂の家(個人神堂)が今でも沢山あり、人々の良き相談役として親しまれています。

古来の文化を今に伝える巫堂

巫堂の儀式は、世界各地に存在する霊的なものとの交渉儀式(シャーマニズム)のひとつです。日本でも青森県の恐山(おそれざん)のイタコや、沖縄のユタなどが有名ですね。
しかし巫堂の歴史はキリスト教・イスラム教・仏教といった三大宗教よりもはるかに古く、朝鮮半島に古代王朝が登場したといわれている約3000年前からあったとされています。日本では縄文時代のころです。
朝鮮建国の祖と言われる檀君(ダンクン)は、最高権力者であると同時に、司祭でもありました。朝鮮という国家のはじまりは、巫堂とともにあったのです。紀元前一世紀の頃には、占い、司祭、病いの治癒、といったことを司る一群の巫堂たちが、王族の政(まつりごと)を支えていました。

時が下り、巫堂たちはその特異な踊りと交霊術、そしてさまざまな占いによって、人々の暮らしに欠かせない存在となりました。
巫堂の踊りや歌、そして占いの方法は、現在では古来の文化を今に伝える、民俗学の貴重な研究対象ともされています。

人間国宝に指定されている巫堂も

このように文化・学術的価値の高い巫堂の文化ですが、韓国政府が認定した無形文化財(人間国宝)の巫堂となると二人だけです。妙月道主の師である、金錦花(キム・グンファ)はそのうちの一人で、韓国を代表する大巫堂として、各界要人の信頼を集めるだけではなく、全世界でクッの公演を行うなど、文化的にも高い評価を得ています。

巫堂によって見えるもの・分かること

巫堂は、「神」と呼ばれる存在や、「霊」となった先達たちと交信し、その言葉を伝えます。
それと共に、歴史にはぐくまれた占いによっても、人生を導きます。
そして、力のある巫堂は皆「オンマ(おかあさん)」と呼ばれる、いいえ、自然とそう呼びたくなるほど、悩める人々を包み込んでくれるような人間としての魅力も備えています。占い抜きでも人生のグチをこぼしたくなった方も、どうぞお気軽に!
そんな巫堂の言葉は、私たちを見守ってくれている「神」たちと英知の羅針盤である占い、そして人間の血の通った暖かさを融合させたわけですから、確度の高いアドバイスといえるでしょう。

金錦花について

1931年、黄海道延白(ヨンベク)生まれ。12歳より神の声を聞くようになり、17歳でやはりムーダンの祖母よりネリムグッ(ムーダンになるための儀式)を受け、本格的に修行をはじめる。1982年、韓米修好100周年記念の米国公演により一躍国際的に注目を集める。これを機に、クッは韓国を代表する伝統芸術のひとつとして再認識され、彼女の主催する西海岸豊漁祭は、1985年より重要無形文化財に指定されている。

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